むかし、さかげんありけり。
・・・
今もいるって?そうですね(^^;
(原文は "むかし、男ありけり。" ね)
というわけで、"すらすら読める"(さかげん的)第3弾、
"すらすら読める伊勢物語"を読破でございます。
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「在原業平って、何人の女に手を出してるの?」
っていうお約束の突っ込みはなしにして(汗、
いやぁ"雅-みやび-Miyabi"ですねぇ。。。
昔の人はこんな感じでお互いを思いあっていたんでしょうか(しみじみ)
はい、気を取り直して、本の感想をば。
今まで(といっても、"徒然草"と"奥の細道"だけだけど)と比べて、
一番原文が読みやすかったような気がしますです。
短歌もわかりやすかったかな。
(だんだん慣れてきただけかもしれませんが・・・)
なんて言っておきながら、
僕は自信を持って"古語辞典があっても訳なんてできない"人ですけど、
なんとな~くの雰囲気はすんごく伝わりました。
でも、物語ってそういうのが一番な気がします。
著者(正確には"訳者"かな?)曰く、
「"源氏物語""古今和歌集"をおさえ、江戸時代で最も愛読された物語」
とのこと。
うそかまことかは知りませぬけど、
それだけ"昔から親しまれていた"ってことですね。
さてさて、次はiPod先輩お勧めの
"南方録(amazonはこちら)"にチャレンジの予定。
勧めた理由は「おいしいお茶が飲みたいから」だそうです。
(頼む人を間違っているという噂がちらほら・・・)
それはそれとして(^^;、
"みやび"の後の"わび""さび"もまた一興、ってところでしょうか。